絹谷幸太展
絹谷幸太展
会期/2009年3月31日(火)~4月14日(火)
会場/日本橋三越本店本館6階アートスクエア
<最終日は午後4時閉場>
ごあいさつ
心の奥から沸き立つような炎、勇気、忍耐-絹谷幸太先生の作品をじっと見つめていると、隠れていた力が目覚め、漲っていくような気がいたします。
前回の個展でのブラジル日本移民百周年をテーマに取材した先生の熱い想いは、絹谷先生、そして私たちが生き生きとした幸せな世界を作るための原動力となり一気に花開いたようです。時代の持つ雰囲気を捉え、大切な石たちに想いをそそぐ絹谷幸太先生の愛と情熱の世界をどうぞご高覧下さいますようご案内申し上げます。
日本橋三越本店
情熱に裏打ちされた強い信念と希望・夢を贈りたいと思います。
試行錯誤を繰り返す一介の彫刻家ではございますが、私は言葉や人種を超え万人と心を通わすことの出来る文化芸術の可能性を信じます。人類が作り出した構成、その恐るべき多様性とダイナミズムに真っ向立ち向かう方法論として、現代社会の不安を表明する為の手段として、文化芸術の役割と使命を思考し続けたいと思います。
この度、関係各位のご好意により「情熱・パッション 絹谷幸太展」開催の運びとなりました。私にとりまして真の喜びです。
絹谷幸太
◆2009年4月2日毎日新聞夕刊に本展の記事が掲載されました◆
感謝の思い石に込め絹谷幸太さんが個展
日本橋で35作品展示
彫刻家、絹谷幸太さんの個展「情熱・PASSION」が14日まで、東京・日本橋の三越本店アートスクエアで開かれている。絹谷さんは1973年生まれ。東京芸大大学院で彫刻を専攻し、石彫を手がけてきた。
昨年は大きな節目だった。ブラジル日本移民100周年を記念して制作したモニュメント7点をサンパウロ市内の公園に設置。5年の歳月をかけたプロジェクトは、多くの人々に支えられたから実現できた振り返り、「本展で、感謝の思いを形にしたかった」と話す。
茨城県笠間市の白花こう岩や、ブラジルの赤花こう岩などを使った大小35点の作品を展示。磨き具合に変化をつけて、石の多彩な表情を引き出した。テーマ通り、情熱の炎が揺らめくような有機的なフォルムが印象的だ。
「腕力で石をねじふせるのではなく、石という素材が自分の内面を表してくれることに気づきました」
クスノキの幹にアルミとカラーアクリルの細い棒を多数刺した造形作品も発表している。
【岸桂子】






